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子宝橋

天平の丘公園内の明日香川に架かる橋です。この橋を渡ると子宝に恵まれるということからこの名がつきました。上流には、銀橋（しろがねばし）、金橋（くがねばし）、玉橋（たまばし）が架かり、川には鯉が泳いでいます。近くには「犬養孝万葉歌碑」や「オトカ塚古墳」などがあります。
オトカ塚古墳

オトカ塚古墳は、天平の丘公園の中に所在し、前方部を南に向けた帆立貝形の前方後円墳です。周溝を含めた古墳の全長は約５８ｍ、墳丘の全長が約３２ｍ、周溝の幅が約６ｍです。
埋葬施設は河原石小口積みにより構築された両袖型の横穴式石室で、前方部前端から確認されています。石室の規模は長さ５．５ｍ、最大幅１．２ｍ、残存高１．４ｍ、墓道の残存長７ｍとなっています。また、閉塞用と考えられるチャートも確認されました。この古墳からは、埴輪が出土しませんが、墓道から出土した土器などから６世紀の後半に築造されたと考えられます。
天平の丘公園の中にある「平成の丘」です。最上部にある銭成石の下には、発掘当時に出土した古銭、開元通宝などの渡来銭、１２４４１枚の内の１００枚が埋められています。階段下から頂上の石に向かって手を叩くと、鳴き竜のような音がします。